アスコンの軌跡
皆さんこんにちは!
こんにちは!とろとこむぎです。
なんと!とろろぱん姉妹の四女であるさつまちゃんが…
第8回ドワチャッカプリンセス
に選んでいただけました!!!
沢山のいいね!やコメント、
そして推しに選んでくださった皆さんに
ありがとーん!の気持ちでいっぱいです。
今回のこの結果を受けて、
私がアスコン期間にしていたことや、
アスコンを終えて思ったことなどを振り返っていきたいと思います。
これがほんとの #アスコンの軌跡 だね。
様々な資料等を用いて、
YouTubeの方でもまとめていますので、
もしよければそちらの方も見てみてください!
振り返りの内容としては、
1.撮影準備
2.行き着いた【3つの柱】
- 簡潔・明確なコンセプト
- 他にはない独創性
- 焼きつく個性
3.(上記を踏まえた上での)ふさわしさって何?
の3点にまとめてお話していこうと思います。
また、今回の話を進めていく上で、
アスコン出場者の方々に作例協力をしていただきました!
ありがとーん!
また、一個人の解釈に過ぎないので、
へぇ~!ふぅ~ん!それは違くね!?
という位の軽い気持ちで見ていってね!
1.撮影準備
撮影準備は人により様々なものがあると思います。
その中で今回私がしたことは大きく分けて3つ。
- 第1回~第7回までのノミネート作品の共通点を探る
- 構図を知る
- テーマに付随する知識を得る
です。
■第1回~第7回までのノミネート作品の共通点を探る
今まで「自分の撮りたいものを自分の世界観で表現する」
ということに重点を置いて、撮ってきたアスコン。
アスコンは、「私を見て!コンテスト」だと思っているので、
自分の撮りたいものを撮るのが1番だと考えています。
「私を見て!!」がコア的部分である、アスコン。
それを踏まえ、
ノミネート作品の共通点を見ていくことで、分かって来たことは、
「自分の撮りたい世界観を、
いかに相手に伝えるか」だと思いました。
■構図を知る
今まで感覚的に写真を撮って来た私。
あ、カワイイ!
あ、素敵!
ん~、違う。
ん~、いまいち。
全部これです。
自分は好きでも相手はどうだろう?
毎年、毎年40選に届かず、
私の撮りたいものが伝わりませんでした。
ですが!
他の写真コンテストで感じる、バシャバシャ撮った中の1枚に、
理由のわからないストンと腑に落ちる気持ち良さ…!
今年はここを紐解いていきました。
そしてその理由は、
「構図」にありました。
構図とは、
伝えたいテーマ(被写体)をどの様に配置するかを助けてくれるガイドのようなもの。
のこと。
詳しく話すと本当に長いのでまた別の機会にまとめますが、
構図の中には、
相手にテーマを伝えやすくしてくれるものがある!
ということだけ、今回はお伝えしておきます。
これを踏まえて構図を勉強し、改めてノミネート作品を見ていきました。
アスコン以外にも他の写真コンテストの入賞作品も洗いざらい見ました。
ハルさん(アステアさん) https://twitter.com/hal_dq より引用
モルガーナさん https://twitter.com/MorganaDQX より引用
ちるかさん https://twitter.com/chirudq10 より引用
そして全てとは言えませんが、入賞作品の多くは
「構図に則った作品」だったのでした。
自分が見て、気持ちいい!これ良いな!
と思うのは構図にぴったりはまった写真だったのでした。
もちろん要因はそれだけではないですよ。
■テーマに付随する知識を得る
今回撮ったテーマは多種多様で、本当に沢山のものに触れました。
星の名前や等級、完成イメージに近い作品の表現方法を勉強したり…。
アラビアンと呼ばれる国の文化や郷土芸能、嗜好品、色の資料を集めたり…。
レトロポップは何年代でどんな色使いが主流で、何が流行っていたのかを調べたり…。
テーマに関することを調べ尽くすのに
限度はないと思いました。
ですが、調べたものを全て詰め込むのではなく、
テーマに沿って
「一貫性を保ちつつ上手く引き算をする」ことが、
自分の撮りたい「私」を見せる近道であったと思いました。
過去の私の作品を見直すと、あれもこれもと詰めすぎた結果、
情報量が多すぎて、何を見せたいのか分からなくなることが多々ありました。
そのため今回は、
自分が一番見せたいものは何か?
それを引き立てるためには?
と考えていたように思います。
2.行き着いた【3つの柱】
皆さんのアスコンの軌跡を読んでいくうちに、
自分の目に留まる写真に共通する、
「3つの柱」が浮かんできました。
- 簡潔・明確なコンセプト
- 他にはない独創性
- 焼きつく個性
まず1つ目は「簡潔・明確なコンセプト」です。
簡単に言うと、「一言で伝わるテーマ」です。
今回私が撮った中で例を挙げると、
【宇宙飛行士がみた世界】
の2つが一言でテーマを表現できる写真だったと思います。
反対に【黄昏時の舞姫】は、
夕日を背になんか踊っているドワーフ。
という曖昧なものでした。
自分で理解し話すことができないテーマは、
相手には伝わりにくかったということです。
さらに、黄昏時という言葉です。
聞いたことはあるけれども、認知度・明解さに欠け、
印象に残りにくかったと思いました。
素敵な作例を挙げさせて頂きます!
第8回ドワチャッカプリンスであるフツクラさんの作品、
【一杯のラーメン】
ハコベラさん(フツクラさん) https://twitter.com/hakobera_DQX より引用
他の人とアスコンの話をしていて、
「どわ男のラーメン屋の写真ですよね!」
と、一言で写真が頭の中に浮かぶような作品でした。
また、映る被写体もテーマに沿って必要十分。
ラーメン屋さんに漂うあの空気感と、温度感。
少しぼやけているのは、
大将に語り掛けられた坊主が泣いているのかもしれませんね…。
そんな、人情味あふれるどわ男を映した、素敵な作品でした。
あんな大将がいるラーメン屋さんに行きたいです…!
2つ目は「他にはない独創性」です。
簡単に言うと、「こんなの見たことない!!!」です。
PCのコンフィグ機能である明度、傘増備の提灯の2つの「光」を使い、
まるで1980年代のポスターイラストの様な、
色味を引き出すことができました。
ゲームの機能だけでこのポスターカラーを表現している人は、
私自身見たことがなかったということもあり、
ここに行きつけた時は私も痺れました。
さらに【アラビアン・ドリーム】も同様に「光」を使い、
魔族ドワーフの肌色を実際のゲーム内では、
見たことが無い、妖艶な色にすることができました。
こちらも素敵な作例を挙げますと、
プリンセス・プリンス共に100選に選ばれた、
ウェルバさんの作品である、
【タロン・ルージュ】
ウェルバさん(アジュールさん) https://twitter.com/Huelva_dqx_0101 より引用
そしてアジュールさんの
【じゃんぷ!】
ウェルバさん(アジュールさん) https://twitter.com/Huelva_dqx_0101 より引用
高級感あふれるブランドデザインのようなこの2つの作品に、
目が奪われた方も多いと思います。
昨年までの応募作品の中ではまず見ないテーマでした。
特に【タロン・ルージュ】が私のお気に入りなのですが、
ベージュの背景にキュッと引き締まる黒で浮かび上がる魅力的な脚。
1900年代を代表する、バーレスクダンスで活躍する
セクシーガールの雰囲気が、オガ子にぴったりです。
額に入れて、飾ってもいいでしょうか…。あの…その…。
そして、第8回レンダーシアプリンセスである
【伝説を描くアートパフォーマー】
ハルーさん https://twitter.com/HAL_Dowawan より引用
を撮ったハルーさんは、写真コンテストのスペシャリスト!
今回も皆さんの
「こんなの見たことない!!!」を引き出していました。
描きかけの竜王の絵や、ペインターが使っている様々な道具。
壁家具のチラつきや武器浮かしなど、
繊細な角度調整が必要な高等テクニックを組み合わせているのにも関わらず、
それら全てのピースはカチッとはまっていました。
飛び散る絵具しぶきから伝わる臨場感も、
くううううっ!っと、堪らない作品です。
3つ目は「焼き付く個性」です。
簡単に言うと、「インパクト」です。
今回アスコンの第二次選考の枠が
40から100と大幅に拡張されました。
枠が増えたことにより選ばれるチャンスも増えますが、
プリンセス・プリンスのポストは変わらず1つです。
より多くの作品の中で、
ひと際目立つようなインパクトのある作品
これが思ったよりも鍵になっていたように思います。
今回私が撮った8枚の中でひと際インパクトがあったのは、
やはり【ドワチャッカ★ソーダ】だったと思います。
青と緑の同系色でシンプルにまとめつつ、
青とオレンジの補色でお互いのカラーを引き立てられたことで、
シンプルながらインパクトのある作品になったと思います。
昔のポスターを参考にした色使いでしたので、
やっぱり昔から現在まで脈々と人々の印象に残るものは、
しっかりと計算されているなと思いました。
インパクトの与え方は人ぞれぞれです。
とにかく「美しく麗しく」を高めた、
第8回オーグリードプリンセスのみみみみっくさんの、
【蒼月に舞う】
みみみみっくさん https://twitter.com/mimimimic339 より引用
舞姫という激戦テーマをその美しさと麗しさで更に高めた素敵な作品です。
黄金比を調べると、ぴったり当てはまっていました。
アストルティアのミロのヴィーナスですね。
「蒼」という青とも碧とも違う深いあお色が、
プクリポやドワーフとは違う大人な種族イメージともマッチして、
さらに麗しくなっていました。
完璧なイタ映えを決めたレインボーアフロ、
プリンス100選に選ばれたアステアさんの
【審査員特別賞「レインボーアフロ」】
ハルさん(アステアさん) https://twitter.com/hal_dq より引用
みなさんも100選のページで、
思わず詳細を開いてしまったのではないでしょうか?
集中線のフレームも相まって、
どんなに抗ってもレインボーのアフロに視線が集まります。
もう目が離せません。
今回のインパクトの代名詞と言ってもいいと思います。
運営さん!レインボーアフロの実装楽しみにしています!
2つ目と3つ目の柱は、どちらも
「印象に残りやすい」という点で似通ってくる部分が多く、
私自身もまだ上手く言い表すことが難しいと感じました。
3.(上記を踏まえた上での)ふさわしさ
なかなか濃い話になってきました。
今までの話を踏まえ、
構図に拘ったり、テーマに拘ったとしても、
根本的基準は
「我こそが、ふさわしい!!!」なんです。
募集要項にも書いてあるんですよね。。
でもこのふさわしいって何なんだよ!!!
ここが未だに分かりません。
ふさわし・い〔ふさはしい〕【相=応しい】
似つかわしい。つり合っている。 goo国語辞典より抜粋
似つかわしいとは誰基準なのでしょうか?
我こそは!と言っているあたりから、
自分基準で良いとも思います。
最初にお話しした様に、
アスコンは、
「私を見て!!」がコアだと思っているからです。
ですが選ぶのは自分だけではなく、他者も含めるとなると
ふさわしいの基準は千差万別です。
プリンセス・プリンスの王道イメージは?
姫、王子、綺麗で美しいもの、かっこいい等などがあげられますね。
しかしアスコンは、DQXのミスコンです。
各種族のイメージにふさわしい
プリンセス・プリンスが
重要視されているのではないかと思いました。
私はドワーフを選んで7年程経ちますが、
私のイメージするドワーフは
「どわどわしている」なんです…。
上手く言葉にできず、
タイプの違う5人のドワ子ちゃんを撮る運びとなったわけです。
砂漠にすむ神聖なドワーフ
元気はつらつとしたドワーフ
知的で頭の良いドワーフ
良く見ると他種族とは違う妖艶さがあるドワーフ
小悪魔でキュートなドワーフ
個人的にこの5つのイメージは
全部ドワ子ちゃんらしい一面なのではないかなぁと思っています。
「簡潔・明確なコンセプト」でご紹介した、
フツクラさんの作品を再度見直しますと、
撮ったご本人も、
写っているのはどわ男とラーメン。それだけなんです。
それだけで伝えられるのは、先達のみなさんが、
魅力あふれるどわ男ワールドを多様なアプローチでみせてくれていたからです。
…と、おっしゃっておりました。
このシンプルな作品からにじみでる、人情味深いどわ男らしさ。
この「種族らしさ」は実際に動かしてみた自分自身や、
その周りの人との交流があってこそ、
作られていくのかもしれないなと思いました。
「ふさわしい」はとても難しい基準ではありますが、
それゆえにプレイヤー1人ひとりが思う、
種族らしさを追求できるなぁと思いました。
おわりに
現在のDQXユーザー層にはどんな年代の人が多く、
その人達の好きなタイプは何か?
からテーマを考えると、
母数が多いので多くの票を集められるかもしれません。
ですが、そればかりですと
「自分の撮りたいものを自分の世界観で表現する」
ことはできません。
アスコンは、
「私を見て!コンテスト」
「私がプリンセス・プリンスなんじゃ!!!」
というコンテストです。
自分の分身であるキャラクターの魅力を、
いかに相手に伝えられるか
私も本日から来年に向けて再挑戦です。
ここまで見てくださってありがとーん!
そしてアスコン参加者のみなさん、お疲れさまでした!
みんなに届け!超イイネ!!!
to be continued...